まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

7月10日(日)

昨日夜更かしをしてしまったので起きるのが辛かったけど身体を起こし、甘いものを食べて自分を誤魔化しながらシャワーを浴び、昼ごはんを食べて家を出た。

ABCお笑いグランプリをMと一緒に見ようと約束していたので家に向かう。道中でパウンドケーキとアメリカンチェリータルトをお土産に買う。遅刻してるのに暑過ぎて歩みが速められない。代々木八幡駅で落ち合い、そそくさと家に向かう。商店街(?)の祭をやっていて子供がたくさんいた。出店はたくさんあるのに食べ物はなくて残念。

ギリギリになってしまったので早速ABCを見始めた。3時間半の長丁場。漫才、コント、ピン芸が一同に会する大会なので、色々と楽しめて嬉しい。昨年から配信されるようになり、関東勢でも楽しめるようになった。昨年初めて見たが、祭感の強い大会に胸が躍る。

なんといってもダウ90000が決勝進出してるので熱烈応援している。各ブロック抜群におもしろく、知らなかった人達も上手くておもしろくて最高だった。かが屋の空気を一瞬で変えるところは流石だったし、天才ピアニストは画も言葉もおもしろくて笑わない訳にはいかなかったし(竹内さん大好き)、令和ロマンの同世代感は頼もしく、性格の悪さに共感を覚えるネタで最高だったし、Gパンパンダの社会人誰しもが通る既視感のあるネタは気持ちが良かったし、ヨネダ2000は笑いすぎて泣いてしまった。カベポスター以外は決戦に進んだのが意外だったけど、おもしろかったし新鮮でよかった。カベポスターは堂々たる風格で、優勝ですね、と思った。永見さんはものすごくかっこいいはずなのに髪型はあれでよかったんでしょうか。審査員コメントも褒めが強目で見ている方も嬉しくなっちゃう。やっぱりABC好き。長時間おもしろいものを見続けて疲れた。

ダウ90000は、先日の単独の独白というネタを、尺を縮めた形でやっていた。単独の中でも8人で出る理由がある、賞レースに向いてるネタだなと思っていた。ただ、最初の独白明けの判定〜のくだりでひと笑いもなくて、これはまずいぞ、伝わってない?と思っているうちに終わってしまった。確かに、ABCというゴリゴリお笑い大会の場でダウを見ると、あれっなんか違うなという雰囲気は感じてしまったので結果は仕方ないのかもしれなかった。周りが強すぎるというのもある。でも審査員コメントで、演劇でしたと口々に言われて私まで居た堪れない気持ちになった。演劇とコントの差ってなんですか...。演劇の場ではコントと言われ、お笑いの場では演劇と言われて大変そうだ。ダウは趣味の合いそうな人に絶賛されてきたから、同じクラスにいても全然趣味の違う奴みたいなものを振り向かせることに重きを置いてなかった(というか必要がなかった?)のかなと感じた。でも、私はそういうダウ90000だから1点集中で貫かれたように好きになったから、このままでいてほしい。ダウを見て私のためのコントや演劇だ、と思った人は何人もいるだろうけど、自分の記憶の一つにカウントしてしまうくらい、自分ごととして素晴らしいと思っている。そういう人が何人もいることがとても素敵で、ダウが名を挙げていくことが嬉しかった。素人が稚拙な分析めいたことをして最悪だけど、好きなのでそのまま突き進んでほしい。

ABCの後の優勝者の番組をながらで見て、そろそろ仕事に向かった方が良さそうな時間になったので家を出た。家のトイレを借りたときに、壁の3面が私と一緒に見たライブや演劇のフライヤーで埋められていて少し怖かった。たまたまかもしれないけど、私ならトイレ行く度に相手のことを思い出してしまうような配置だった。用を足すたびに思い出されるのだとしたら、それはロマンチックなのか侮辱されているのか微妙なところだ。駅に向かう途中で、今朝リコリスピザを見たと言われたので、ええ〜一緒に見ると思ってたのに、となった。帰り際に一緒に見たかったのにごめんねと言われたので、まあ見たい時に見るのが1番だよね!と言うと突き放すなあと返された。なんだろう私は彼のこういうところが嫌なのだ。そのまま改札をすり抜けて電車に乗った。

ここしばらく会っても触れ合わず寝るなんてこともないし、普通に友達に戻っている。少し嫌なことがあると、そうそう私この人のこういうところが嫌だったんだ、と久々に再開した元彼を追体験するような気持ちになっている。たぶんそれは相手もそうで、特別な時期があったから気持ちがないことに苛立ってしまうのだと思う。お互いに友達が少な過ぎて手放せないのかもしれない。毎回微妙な気持ちになっている気がする。やめた方がいい。

大戸屋でご飯を食べてから職場に向かい、2時間だけ仕事をして22時半に退社。この日この時間にやらなければならないことがあったので仕方なかった。家に着いたら23時を過ぎていて、なんだか眠くなくて2時すぎまで夜更かしをしていた。