まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

1月21日(土)

10時半起床。昨夜、今年やりたいことリストの中に家を出る30分前に起床と書いてあったのにそれすらできてないと思って休日だけどアラームをかけた。最近夫は本当に目を覚まさない。

シャワー浴びてブランチを見る。弾丸ツアーで仙台に行ってたのでつい見入った。14時過ぎに家を出て狛犬珈琲でカレーと珈琲、チーズケーキを食べた。カレーが思ったよりも美味しくて嬉しい。本を売ったり本を買ったり。「明るい夜に出かけて」と「君と僕の街で」を購入。谷川史子の漫画がズラリと売られていたので、誰かが一気に売りにきたのだろう。初版だったし30年前のものなのに状態が良かったから、大切にしていただろうに。何で売ったんだろう。図書館の本を返却し、その場にあったので「ご本、出しときますね」を借りた。

夫と別れて帰宅。U-NEXTで配信されてるのを見つけていた「ハルフウェイ」を見た。高校時代に見て、これ以上今の私の感覚に合うものはないと思って、杭を打ったような映画だった。今見たらどう思うだろうとわくわくして見たら、今でも新鮮に良いと思えた。公開当時彼氏と一緒に見ようと約束してたのに見れず、別れてから1人でDVDを借りて見て、また付き合い直した時に話すと彼も同じように見ていて、すごく良かったと言ってた。私の友達も彼の友達もつまらなかったと言っていたのに、私たちは良かったと思えたことが特別なようで嬉しかった。これほどまでになんでもない高校生の空気感を切り取ってるものはないと思う。当時、私もヒロのようにわがままに思ったまま振る舞えば良かったと思った。振り回される方は、その時はなんだこいつとは思うけど、結局強い思いから逃れることはできない。ありのままでぶつかってきてくれる人が貴重だったことを失ってから気づく。私にとって彼がそうだったように。高校生の頃恋愛がやばいことに気づいて、この世の人は皆これを経験してるならイカれている、よく普通に生きていられるな?と思ったけどここまでの恋愛はそれ以降なかった。恥ずかしいけど名前を途中にしてるのもどこかでこの映画が作用してるのだと思う。就職して結婚して子供を産まず家も買わないつもりなら、私の人生はもう終わってしまったと感じていたし、実際今の私は余生だと人に言うこともあった。(高校以降ずっと余生だと思っている節はある)でも今が1番若い、これからなんでもできるしなんも結論が出てない、私はまだ終わってないから挑戦しなくちゃと思うためにこの名前にしてる。まだピリオドを打つなという気持ち。そういうことを考えていたなと思い出せた。

鍋をつつきながら「ハケンアニメ」を見た。素晴らしかった。制作側の熱い思いに弱い。これをプロデューサーとかディレクターの人が評価してることも泣ける。柄本佑の演技が素晴らしい。なにか制作する時には見るべき映画だと思った。2本映画を見て情緒が戻った。やるべきことをやるしかないし、できるだけ真摯でいたいと思う。自分が後から見て、面白いと思える時期を過ごしたい。それが結果として人にとっても面白かったら良いと思う。

体調が急激に悪くなったので早めにベットに入る。無印良品の人からLINEが来てて、また会いたい、負担にならない程度でいいから、とあった。そんなに譲歩させるほどなのか。理解しすぎていて怖い。以前いきなり別れを告げられたのがトラウマだったと言われた。その時はMのために関係を切ったのだった。私は人のことをナメている。でも、本当のことを言ったら会ってくれなくなるんじゃないのかな。身体が目当てなことがよくわかる人の方が今は気が楽だ。でもこの人はタイプなので手放せない。会いたいと言われたら私も会いたい。こんなに分かりやすく堕落しきった思考は、他人ならば簡単に批判できる。私は身体の関係がなければ誰とも踏み込んで仲良くなれない。身体を差し出せるから、相手に何かを要求できる。

2時前に就寝。