今日の昼休み、カフェに向かう道すがら、私の少し前を試練が歩いていた。夫と、女が歩いていた。2人の関係性はグレーだったと認識している。
2人の後ろ姿を見て、反射的に、高校生の頃の記憶が蘇った。当時の彼氏と浮き足だった女が渡り廊下を歩いている。その後ろ姿を見て、怖くなって無理矢理別ルートに行き先を変えたことがある。自分は何も悪くないのに、道を譲る形になったことが悔しかった。あの時、あの渡り廊下をそのまま歩いていれば、と何度も頭の中でシミュレーションした。
これは私にしかわらない分からない試練だった。2人を見て動揺する自分がいる。いつもなら歩みを遅らせて背後に回り、気づかれないようにカフェまで歩くだろう。でもこれは試練だったので、歩調を緩めず、2人を抜き去った。
抜き去った時、自分って結構いいなと思えた。
こんな些細な、側から見たらただの早歩きなのだが、自分の中にある物語を克服することによってささやかに自己肯定できてよかった。
無事、職場に復帰している。
働いていると思うことがめちゃくちゃある。書きたいことがいっぱいある。心が動いているのだと思う。
身体はぼちぼち、でも日毎に良くなっていっている。
療養中を振り返ると、
ロマ詐欺さんからいただいた六花亭のお菓子セットと梅シロップは随分私を励ましてくれた。
ネットプリントを出力してくれた方からのメッセージや、出力してくれた数も思ったよりも多くて、本当に嬉しかった。
人が優しい。
本当にありがとうございました。