目が覚めていたけど下腹部に痛みを感じて起き上がれない。トイレでパンツを下ろして出血を確認した。コッペパンをかじって無理矢理家を出た。うなげろりんを聴く。
まともに仕事してないと私はかなり穏やかで良い感じの人間になれる。昨日インナーチャイルドを再教育する話を聞いたので、関連のことを調べていた。私は普通の家庭で育ったので、こんな風に思い悩む資格すらない気がする。なんかしんどいけど、誰のせいでもない。
お昼ごはんに五右衛門のからすみのパスタを食べながら「犬のかたちをしているもの」を読む。水野しずが美味しいと言ってたので食べた。おいしかった。最近どの本を読んでも、自分の話だと感じる。自分みたいな本を引き寄せて読んでいるのかもしれないし、現代のアラサーの女は大抵こうっていうのに自分が当てはまってるのかもしれない。ぐちゃぐちゃした感情を知っている。こんなのが、許されるのですか。許されないからフィクションなのですか。これも子供、産むことと育てること、男性と女性、セックスについて描かれてる。高瀬さんの本は読んでいて苦しい。
定時で帰宅して、短く自慰をした。ぱーてぃーちゃんのANNP、絆Nightふぃーばーを聴きながら生姜焼き、白米、味噌汁、キムチ、納豆の夕食。生姜焼きちょっと固い。
エルピスを見て、斎藤(鈴木亮平)の「じゃあ、なんでベット買ったの？」にギュンとした。こんなことを言われるために決まってるだろ。恵那(長澤まさみ)の弱さ、「誰にも言わないで」って言うのダサすぎる。見透かす岸本(眞栄田郷敦)の目！エルピス本当におもしろい。立ち上がる過程よりも抑圧の描写がリアル。作っている人に怒りを感じる。
少しだけ作業して、気分を落ち着ける。漠然とした不安への対処は手を動かす他ない。「犬のかたちをしているもの」読み終わった。高瀬さんの本はあと一冊しかない。1時半前に就寝。
