まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

3月31日(金)

大荷物を持って出勤。駅までの道で腕は疲れて汗をかく。筋トレしているみたいだ。マヂラブANN0はどんな日の自分にもぴったり寄り添ってくれる。

最終日なので片付けがメインと思っていたが、最後にマニュアルやマスター作成、端末の回収に奔走しバタついた。15時頃から「お世話になりました」と共にお菓子を撒く。人間関係を持たずにこの職場を後にすることに後ろめたさを感じてサラッと回ろうと思っていたけど、わざわざ私のためにメッセージつきでお菓子を用意してくれた人や、個別に感謝を伝えてくれた方までいて、良い職場だったなとしみじみ思った。お菓子は紙袋いっぱいになる程もらった。定時を過ぎて、退職される方の挨拶、スピーチがあった。「死と隣り合わせの生」をテーマにした内容で度肝を抜かれた。こういうのを聞くと、他人も自分と同じくらいに色々と考えているという当然のことを思い出す。その後私も他の異動する方と共に前に出て挨拶した。ひとことお願いします、と言われて初めて何か言うことを用意しなきゃいけなかったか、まずいと焦るも、妙な高揚感から気づけばあっじゃあ私から!と名乗りを挙げていた。可もなく不可もなくな挨拶を終え、少しだけ笑いを取ることに成功。その後続いた他の人の一言を聞いて、皆しっかり感謝を伝えて感動的な雰囲気になり、私の一言の方向性は間違っていたと反省した。なんというか、自分の話なんて早く終わらすのが1番!と思い過ぎて逆に他人を疎かにすることがあるよ、私は...。席替えや荷物を運んだりして19時前に退勤。

ここで、誰からも何も誘われないのが私なんだよ!と嬉しい気持ちになった。これまでの自分の関係性の構築の総決算が今日に表れていた。嫌われてはない(はず)、仕事上ではそれなりに対応してきた、そして誰とも深く関わってこなかった自分の最終日はこれしかない、って感じだったし、望んだ結果だった。体をぶち壊した後の一発目の職場だったので、最初はリハビリのような気持ちで出勤していて、初期値はだいぶ暗かったけどここで次第に明るさを取り戻せたと思う。挨拶回りをしていた際異動先を伝えると、華やかでぴったりですね!と言ってくれる人が多かった。私が華やかでないのはちゃんと知り合うと分かることなので、そう、この感じ、この分かられてない感じがたまらないねえ!と嬉しくなった。良い面だけを出せていたのだと思う。良い面だけを出そうとすると、深くは関われない。

夫と待ち合わせてケーキを買ってもらい、旧ヤム邸でカレーを食べてから帰宅。お菓子を並べて感慨に耽った。

タモリ倶楽部の最終回視聴。最後の雰囲気がほとんどないまま、タモリさんがはしゃいでいる姿を見れて良かった。終わってしまうの寂しいな。終わってしまってからいつも寂しくなる。

1時頃就寝。