まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

11月11日(土)文フリのこと

8時に歯が痛くて目覚める。起きた瞬間から気持ちがそわそわする。今日は文フリの日。

夫にばれないように出発する必要があるため、起こさないよう静かに支度して家を出る。新刊50冊+既刊25冊で、薄いとはいえ結構な重さ。トートバッグに入れて肩にかけて、持てないことはないけどずっとしんどかった。

流通センター駅に着いたのは11時過ぎ。すでに一般来場者の長蛇の列が出来ていた。

開場まで1時間近くあるからと特に焦らず設営していたが、見本誌を提出し終えた頃には開場していた。今回は11時50分頃、早めに開場したみたいだった。

朝から何も食べてなかったので、ひとまずウィダーインゼリーを飲みつつ辺りを見回す。文フリのブースは高さのあるものが多い。スーパーなんかにあるような吊り下げ式のスタンドを皆常備している。あれ、どこで手に入れるんだろう。一方私は、1Rを広く見せるテクニックのようなディスプレイの低さだった。

ありがたいことに開場してから断続的にみなさまにお立ち寄りいただき、次々と本が人の手に渡っていった。既刊の宣伝をほとんどしなかったから売れないだろうと思っていたのに、新刊とセットで購入してくれる方がほとんどだった。皆さん、カタログやTwitterを見て、あたりをつけて来てくれたようだった。開始1時間で半分以上はけて逆に焦る。結局14時前にどちらも売り切れてしまった。もう少し刷ればよかったのに、初出店なので塩梅が分からず、その後来てくれた方には申し訳ないことをしてしまった。

フリーペーパーと名刺だけはめちゃくちゃ余っていたので、ビラ配りのスタンスで手渡していた。買ってもらうものがもうないのに、フリーペーパーだけ配り続けているのも変な気分だった。というか、フリーペーパーを配るのが意外と大変だった。文フリではフリーペーパーが幅を利かせているイメージだったけどそうでもないらしい。130枚刷ったけどそんなに用意しなくてよかった。でも意地になって全て配り切った。

予想外に早く手持ち無沙汰になり、他のブースを見て回る余裕があって良かった。お陰で目星をつけていたものは大方購入できた。取り置きをお願いしていた方や、Twitterなどで知っている方とお喋りできたのも嬉しかった。差し入れもいただいて本当にありがたい。

文フリの熱気はすごかった。なんだか文化祭に参加しているような気持ちになる。皆がそれぞれのブースに懸命で、ひとところに集合しているからだろうか。それがすごく楽しかった。

頭と歯が痛くなり始めた15時頃には撤収して家路に着いた。定食を食べてから家に帰り、それからずうっとぼーっとしていた。

購入した本を少しだけ読んで、楽しい気持ちが続いている。参加してよかった。2019年に初めて意識した文フリに、4年越しで参加できた。皆いいな、私はどうせできない、と不貞腐れてないで、ひとまずやってみることができて良かった。本当に当たり前だけど、上手くできるかとか人気が出るかとか気にしなければ、やればできることばかりだ。とにかく手を動かしてやるしかないと改めて思った。

 

今日ブースに来てくれた方、本当にありがとうございました。とても楽しかったです。名乗り出てくれた方は、おお、あの人だ!と嬉しくなりました。また機会があればお喋りしてください。早々に売り切れてしまい、購入希望の方にも十分に売ることができず申し訳ありませんでした。通販をご用意する予定なので、チェックしていただけると嬉しいです!

今日いらっしゃらなかった方も、いつもこの日記を読んでくれている皆様に感謝しています。いつもありがとうございます。

これからも、良ければ見守ってください。