7時過ぎ起床。何だかあんまり眠れなかった。夢と考え事の狭間みたいな時間を長く過ごしていた気がする。確かに起きた頭で考えているのだけど、内容は夢の中のことというか。心地は良いのだが起きる時は地獄だ。
フワちゃん ANN0を聴きながら出勤。ちょっと、元気やうるささについていけない自分がいて、精神が健康じゃないかもと思う。たくさんの人格があるというオープニングトークは共感するばかり。社会学的に説明がついた話だった気がするけど詳細を忘れてしまった。社会(家、友達、職場...)毎に人格が変わり、別の社会と社会がかち合った場面に遭遇するとアイデンティティの危機に陥る...みたいなことだったと記憶している。これを大学で学んだ際、これって当たり前の事象だったのかと感動した。私も場によって性格が変わるので、たとえば家に友達を招くみたいな状況が苦手で、ほとんど招いたことはない。恋人と友達を会わせたこともないし、仕事で夫(当時は恋人)と関わった時は気が狂いそうだった。各々の社会が独立している。そういえば日記の人格というのもあるので、日記を読んでくれている人に会う時はどこにチューニングを合わせればいいか分からなくなる。
仕事。先週からの分かり合えない者と直接話したら案の定分かり合えなかった。決裂。ていうか分かり合えないから間に組織挟んだのになんで直接話さなきゃいけなくなったんだ。相手の陣地に出向いてしまったことで、おじさん2人から謎理論でボコボコにされて怒りで手が震えた。比喩ではなくて、本当に紙を持っている右手がぶるぶる震えているのを見た。譲歩ゼロで話が通じなくてめげそうだった。結局私が色んな関係者を跨いで確認した挙句、もう一度話し合わなくてはならなくなった。
自分としては間違ったことを言ってない上に、かなり下手に出て伝えていたので、許容範囲内でキレてきた。もっと怒り狂ってヤバい奴だと思われてくればよかった。私は職場では無敵の人なのでどう思われてもいいのに常識の範囲内の怒りに収めてしまったことに恥じる。自分の尊厳を守りきれなかった。自分が怒らないと誰も守ってくれないのに。なめてもいい奴だと思われたくない。そう思われるくらいなら、頭のおかしいキレる女だと思われた方がマシ。それの積み重ねでやばいおばさんが生成されているのかと思うと辛い。でも私は戦う労働者でありたいので万事オーケー。
自席に戻って上司に事を報告すると、ああいう相手にはおじさんが言わないと伝わらないから、今度話す時は上司と隣の席のおじさんと一緒に行こうという話になった。私が若い女だから説得力がないことが辛かった。呪いますよ。日本語通じないんか、と思ってから、日本語通じると思ってるから伝わらなくて悔しいのかもと思った。丁寧に説明したら伝わると思っちゃってるけど、そもそも異文化の方として接した方がストレスないかもしれない。分かりあえなくて当然。相手はメンツで仕事してて、私は合理性と必然性で仕事している。そう思うと私も譲歩する必要ない気がしてきた。
苛立ちすぎて昼ごはんもまともに食べられなかったし、その後の仕事も集中できなかった。耳鼻科と歯医者を梯子するため1時間早く上がった。まず耳鼻科へ行き、引き続き薬を処方される。続いて歯医者へ向かい、定期検診みたいなものをしてもらっていたら、親知らずが虫歯になってる、今から抜きますと言われてそんなつもりなかったのに抜歯された。麻酔が効きすぎるから量を減らしてほしいと前に言ったのをたぶん覚えてもらえておらず、死ぬほど麻酔打たれて意識が朦朧とする。瞼や鼻や喉や舌が痺れる。抜歯自体は1分くらいで済んだが、止血のためガーゼを噛んでいると猛烈に吐き気が襲ってくる。どうやら麻痺した舌や喉が嘔吐反射を誘うらしく、気を抜くとえづきそうだったので堪えていた。
家に帰るため電車に乗っていると、どんどん力が抜けて貧血のような状態になる。やっぱり麻酔の量が合ってないと思う。まずい、このままじゃ倒れてしまうと思い、乗り換えで飲むヨーグルトを買ってちょっとずつ飲んで回復した。ガヤガヤした空間や人混みですぐに吐き気がするほど体調が悪いのも久しぶりだ。正気を保つためゆっきゅんの遅刻と日帰りでをリピートして聴いていた。歌詞が良すぎる。コンセプト勝ち。私もコンセプトやりたいです。
最後の力を振り絞って家まで歩く。久しぶりにシャムキャッツのGET BACKを聴いた。ツインボーカルの曲だけど、夏目くんが"僕は今ちょうど灯台の電源を戻してそれを降りる"と歌うところでいつも好きだなと思う。学生時代に沢山聴いた曲はいつ聴いても落ち着く。
家に着いてダウ90000のYouTubeを見た。本格始動ということでこの先が楽しみ。音声の調整が取れてなくてめちゃくちゃうるさい時と聴き取れない時があるのでどうにかならないかな〜と思っている。疲れていたのでずっとぼんやりして、シャワーを浴びて、ちょっとだけ本を読んで、寝るつもり。
