まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

9月1日(木)

7時過ぎ起床。眠くて体調が悪い。寝てないから当たり前。カフェオレとセブンイレブンで買ったアップルバターケーキを一欠片食べて家を出る。電車、混んでいた。9月1日だからか。

佐久間さんのANN0を聴く。おもしろかったけど、佐久間さんのラジオという文脈ではあんまりしっくりきていない感じがした。相性があまり良くない気がする。品川が自分の話ばかりしている(おもしろいので全然良いのだけど)のを聞いていると、秋山とかオークラさんとか、自分の話は全然しないで人の話ばかりする人の方が好きだなと思った。書いていて思ったけど品川に対する同族嫌悪かもしれない。

仕事、つつがなくこなす。心に余裕があるので、コミュニケーションを円滑にするための会話すらできた。しかし、もっと休みたいよねという話をしていた時にうっかり「できるだけここにはいたくない」と言ってしまい、傷つくよ〜と言われた。たまに強すぎる言葉を口にしてしまって反省する。そういうことじゃなくて、と焦って否定したら笑ってくれたのでセーフだと思いたい。言い換えるなら「たくさん遊んで暮らしたい」だと思う。

19歳の新人男性社員がピアスをあけてきていて、耳元がギラギラしていて良いなと思った。若者っていい。ここ数年大量採用が続いているため、会社の若返りが激しく、服装がかなり自由になった。良いことです。

午後休みにしていたので12時半前に退勤。今日オープンした蟹ブックスへ向かう。先客が4名ほどいて、賑わいを感じた。とても居心地の良い空間で、本の並びもそそられるものが多くて、素敵な本屋さんだった。ステッカー、「今夜すきやきだよ」「自分を愛するということ(あるいは幸福について)」を購入。

夫と待ち合わせして、登戸へ向かう。藤子・F・不二雄ミュージアムへ行くためだ。昼ごはんを食べようと店を探すが、あまり栄えた駅ではなく難航した。神州之華という中華料理屋に入って麻婆豆腐定食を食べる。味が本格的すぎて、おいしさよりも異国のものを食べている感覚が強かった。

バスへ乗ってミュージアムへ。特段藤子・F・不二雄が大好きなわけでもないが、家から近いしなんとなく行ってみたかったというふんわりした理由。軽く見るつもりで入ったのに、見応えがあったので時間が足りなかった。丁寧に、よく考えて作り込まれたミュージアムだった。10分のオリジナル映画が見られるのだが、上映する映画館が思いのほか本格的で、映画を見ると映画を見るためのチケットの持つ意味が分かるし、最後に驚く仕掛けまで用意してくれて、ありがとうと思った。丁寧な仕事。藤子・F・不二雄の目指す、SF(すこしふしぎ)をミュージアムが体現していて感動した。日常からイマジネーションへ、そして日常へ。カフェでアンキパンも食べたので大満足。ちなみに私はポコニャンが好きです。

閉館時間になってしまったので慌てて出て、帰宅する。夕立と雷。お腹がいっぱいで夕食をなしにした。帰宅して、2人でのんびり過ごしていた。今夜すきやきだよ、めちゃくちゃ良かった。何度か感極まった。自分はあいこみたいな人間。私は作品に出てくる人物に自分を重ねてしまうことがかなりあるのだけど、やめたいけどやめられない。自分だ、と感じてしまう。最も感動するほど自分だと感じたのは、偶然と想像の芽衣子と、最高の離婚のあかり。

ふとこのままの生活でいいのだろうか、今のままの自分でこの先やっていって大丈夫かと不安になりやるべきことを書き出したりしていた。思春期仕草。自分の見た目がものすごくダサくて不細工なんじゃないかと急に思って全てを変えなきゃ、今の自分をかなぐり捨てないと、と焦燥感にかられる。トイレの鏡で自分を見たら、自分なりにかわいい顔をしていてそこまで深刻じゃないか、と思う。こういう心の揺らぎを月に3回くらいはやるんだけど年頃なのか。困っている。なんというか、あるべき姿や未来の理想が全然見えない。分からない。分からないと思っていると今すぐ人生が終わりになればいいのになと思う。分からないまま年老いて劣化していくことに自分は耐えられないと思う。努力するしかないとわかっているけど安直に言いたくない。努力し始めると加減が分からない。そして努力してないと生きていてはだめという思考から抜け出せない。

考えすぎなので早めに寝る。