まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

5月21日(日)

9時過ぎに起きて三四郎ANN0を聴きながらダラダラ支度。出勤。慣れない作業かつ立ちっぱなしだったので疲労感が募る。いろんな偉い人のことを同じ人間なんだなと感じた。17時過ぎに退勤。

本多劇場へ向かう。ダウ90000第五回公演「また点滅に戻るだけ」見た。圧倒的台詞量で振り落とされるかと思ったけどなんとかついてこれて、贅沢な応酬を刮目した。俺たち私たち、どっかの誰かの言葉をセレクトして心に染み込ませて自分のものして生きてる。借り物の言葉はいつしか自分のものになる。それを良いと思ったセンス、作った人そのものにはもちろんなれないけど、でも良いと思ったセンスはあなただけのものだよ。蓮見さんありがとう。最高です。会話劇が好きな人はみんな見てください。あとブラッシュアップライフの地元感あふれる会話が好きな人もお好きかと思います。私も配信を買ってまた見ます。

めちゃくちゃ良い席で見てた芝山さんと合流してカフェに入り、話し始めた頃くらいで知らない番号から電話。知らないからほっといたら夫から電話。出ると夫のマネージャーからで、夫が緊急搬送されたから病院に来てくれとのこと。慌てて飲み物だけ一気飲みして、芝山さんに謝りつつお金だけ渡して店を出た。芝山さんごめんなさい...。お喋りまだ序盤だったのに。タクシーに乗り病院まで向かう。タクシーの運転手さんがとっても優しくて、訳を話すと心配ですねとか、早いルートを探しますとか声をかけてくれた。東京にも優しい運転手の人はいるんだ。妙な高揚感に包まれたまま病院につく。大事でもなく診察を終え帰れるとのことだったので、諸々確認しつつ車で送ってもらって帰宅。夫をベットに寝かせてから、外に出てドラッグストアとコンビニでOS-1とかアイスとかおかゆを買って戻る。寝てることを確認し、ソファに沈み込んだところで、途端に自分がものすごく可哀想な気がして泣けてきた。仕方ないしもちろん態度に出さないけど、数ヶ月楽しみにしてきた公演の思い出がほとんどかき消されてしまった。このために生きてきたようなものだったのに。浮き足だった自分に杭を刺すように、現実に引き戻された。もう少し余韻に浸りたかった。今日は良かった、これからもこういう日のために頑張ろうと思える日が欲しかった。バンドを続けるなら、楽しくやることを約束してほしいし、負担をかけないでほしい。きっと謝罪を受けるだろうタイミングで、これからも続けるなら浮気しないでほしいと今度こそ言いたい。今なら言える気がする。

日曜の夜ぐらいは...を見て、私もここから抜け出したいと思った。夫が寝ているベットに一緒に寝たくなくて今日記を書いている。