まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

6月11日(日)

2度目の「怪物」見に行った。脚本が緻密だと思う。色んな意見を散見してから見て、それでもやっぱり私は良かった。子供達だけで解決を目指して、大人や社会が救ってはくれないが、まず自分のことをありのまま認められる境地に立てたことが救いに思えた。自分を怪物と思わずに済む時、はじめて周囲に助けを求められるのではないのか。二度目で感じたのは、母がみなとの話を聞いていないこと、誰に言われた?ばかりでなぜそう思うかを聞かないこと(自発的にそう考えるわけがないと思い込まれていること)がみなとを追い詰めたのだろうということ。だからこそ話を聞いてくれた校長先生の言葉が響いたのではないか。でも、私は行政的な視点でこの映画を見てしまってるからこう思うけど、当事者からしたら憤るところもあるというのは、いろんな感想を見て納得している、つもり。確かに、放り投げるようなラストでは(二度みても明るい方向性のラストと感じました)無責任と責めるのも分かる。どちらかといえばマジョリティー側を啓発する視点であり、そういう意味でもせめて、と思うのも分かる。

仕事で発達障害児支援の動画を見てから、考えてしまう。自分の年齢を考え、私ってこのまま産まなくていいのか?と今はまるで考えられないを行ったり来たりする。20歳の頃は、いつか子供が欲しくなるもんだと思ってたし、こんな自分でも出産するんだろうと思ってた。赤ちゃんを抱えた育休中の社員を見て、微笑むけれども内心穏やかではない。