まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

6月10日(金)

7時過ぎに起床。昨日は早めに寝たのでいつもよりは体調がいい。適当にメイクして家を出る。マヂラブANN0を聴く。無印良品から連絡がきていた。こういう場合どう関係を切ればいいんだろう。

今日は午後にギュッと集中して仕事があるだけで、余裕がある日だったので久しぶりにのんびり過ごせた。ここ数ヶ月、切羽詰まった状況が当たり前だったからこんなに楽していいのかな、と戸惑う。

午後に産業医面談。残業が月100時間を超えたから強制的に呼ばれたもの。産業医面談は全然お話にならない、と周りから聞いていたものの、せっかくある制度なんだから状況をちゃんと伝えたいと思い、職場の現状を話してみた。意外と話を聞いてもらえたので、半年間繁忙期なので繁忙期に合わせて人員配置をしてほしいとか、残業を何時間までと決めた上で業務整理しないと状況が変わらないとか、そういうことを話してみた。何も変わらない可能性の方が高いけど、人事に報告してくれるそうなので、何かのきっかけになればいいと思う。会社全体として月平均残業時間は10時間らしいので(そんな職場見たことないから俄には信じられないが)どうにかすれば絶対にどうにかなるはずなのだ。

文句だけ言ってないで何とかしないとと思って、自分より大変な人はたくさんいるけど恥を忍んで訴えているのだけど、体力を使うので話した後はへろへろになってしまう。自分は辛いです、ということを他人に伝えるのはしんどい。辛いのは自分に体力がなくて精神も弱いからかもしれない、と常に思いながらそれでも大概の人はこの状況は辛いだろうと信じて伝えている。最近は、自分に子供がいたとしたらここで働かせたいか、ということを軸に考えている。自分自身のことはどうしても大切にできないから。

疲れたし仕事がひと段落したので、18時頃退社。早すぎる。久しぶりに早く帰られることが嬉しくて、会社から出て外がまだ明るいことに嬉しくて小躍り。仕事柄、昼休みを除いて仕事中に外に出られないので、退社時間の外の明るさで季節を感じたりしている。

夫も早く帰っていたので駅で待ち合わせる。駅に着いた時に、ずっとなんとなく考えていたことの答えみたいなものがふっと出てきた。慣用句として、考えさせられる〜だった、という感想はあるけど、自分はそれ以降ちゃんと考える方なのかも、と思ったのに何を考えていたか忘れてしまった。意味がない。

夫と202カリー堂で一緒に食べる。おいしい。調子に乗って紅茶のチーズケーキとコーヒーも追加注文。とってもおいしかった。カレー食べた後のコーヒーっていつもよりおいしく感じる。夫のバンドが大変なようなので話を聞いていた。情報の非対称性を把握できない人って程度の差こそあれ結構いるよねという話。その人に対してどう接するのが正解かが分からない。100%の悪人はいないので、悪い人ではないんだけどとか、悪気はないとか、頑張ってはいるんだけど、ということばかりでどうすればいいのか分からなくなる。あんまり自分で仕事を巻き取りすぎるといつか無理になるから、スケジュール管理だけして実労は人に任せてみては、と言ってみたけどそれは私が当事者じゃないから言えることなんだろうな。分かっていてもできないことばかりだから。夫の気持ちがよく分かる。よく分かると思ったのは出会ってから初めてかもしれない。

夫はスタジオに行くそうなので別れて、私は家に帰る。しばらくぼんやり本を読んだり自慰をしたりしていたけど、せっかく早く帰られたのにこれではだめだ、と映画を見ることにした。

佐々木、イン、マイマインを見た。あまり集中できなかったけどとてもいい映画だったと思う。河合優実さんが出てくる一連のシーンがとても素晴らしかった。人生のきらめき。時制が少し複雑だったのでもう一回集中力のあるときに見たい。

夫が帰宅してきたので一緒に寝た。