まだ、途中

途中です。働いてラジオ聴いて日記書いてます。@madatotyuu

11月15日(水)

※若干ネタバレかもです。ご注意を!

今日みたいな日があるからもう少し生きようと思える。

午前だけ仕事して帰って、歯医者行って、歯がめちゃくちゃ痛くて、身動きが取れないほどで、じっとソファでうずくまっていた。

でもそんなことはどうでもよくて、ダウ90000の単独ライブ「20000」を見に行った。スズナリには初めて入った。こぢんまりした歴史ある箱という印象。

長尺であるという噂に違わず1本1本長かったが、ありがたい長さだった。長くないと描けない人間模様や感情だった。どれも面白いし、心を掴まれるし、なんかよく分からないけど涙も出た。「幼馴染」「大親友」「寂しさ」が特に好きだったけど、8本全て素晴らしかった。今気づいたけど、全部3文字のタイトルだ。「10000」の時は2文字だったから、次は4文字になるのかもしれない。

こんなことが書きたいわけじゃないんだけど、本当に良いものを見たからとても良かったということを残したいのにどう書けばいいか分からない。細かいことを言えばオープニングVや幕間Vも良かったし、転換BGMもよかった。

今日のことを覚えておきたくてグッズTシャツも買ったし、そのアンケートで今日のことを覚えておきたくて買いましたって送った。

大親友」を見てるときに、誰も嫌なやつじゃないのにボタンを1つ掛け違えて最悪の空気になっていることって本当にあるよなと思った。誰も嫌なやつじゃない、優しいのにこうなってしまうことに、たぶん泣くところじゃないのに泣いてしまった。本当は楽しいはずの時間、本当は仲良くできるはずの人たち、そう想像して来ただろうことに泣けてきた。

色々頑張ってる、周りを見ている、でも上手くいかないもどかしさは、現実にあるととてもしんどくて、積み重ねで、どんでん返しみたいなことはなくて、徳を積むように対処していくしかない。そういうしんどさを面白さに昇華してもらって嬉しかった。自分の嫌な気持ちや経験や時間を昇華してもらった気持ちにもなったし、こんな風に描けるなら、人生っていいなとも思った。

鈍感なら気づかないかもしれない悪意が散りばめられていて、この悪意に気づく細やかさなら、色々と思うところがあるのだろうと思う。こんなこと言ったらおこがましいのだろうし、たぶん見に行った人はみんなそう思うような人々なんじゃないかとも思うんだけど、すごく色々気づく方、気を使う方だからこそ、分かる世界や意地悪さ、それを超えた優しさを感じた。

私が、誰も見てなくても嘘をつきたくないとかズルをしたくないとか思ってやっていることを、蓮見さんなら分かってくれるんじゃないかと思った。周りの人から割を食う性格だと言われても、蓮見さんに見られたときに恥ずかしくない自分でいたいと思った。

絶対配信買って見る。

支離滅裂な文になっても今の気持ちのまま書いた方がいいなと思った。